ナムさんのスピーチを聞いたから少しだけ自分の中で踏ん切りをつけるために話せる限りのことを話していこうと思う。不幸自慢でもなんでもない。生きてゆくために残しておきたい文章。
ほかの誰のためでもない、私のための文章。
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私は摂食障害だ。
高校1年の春、恋人ができた
恋人のために痩せたくてっていうまあごく普通の理由からダイエットを始めた。
体重は順調に減った。徐々に食べる量も減った。気づかないうちに身体はスカスカだった。
1番やばいな、と思ったのは布団をたたんで押し入れに入れる時 普通の重さの布団が持ち上がらなかった時だ。筋肉も脂肪もみごとになくなっていた。それでも自分ではまだ太ってるって思ったいた。いわゆる拒食期
体重は161センチに対して42-39キロをウロウロしていた、生理も止まった
心配した親に連れていかれ病院に行くも
「なんでこんな痩せて!太りなさい!」と怒られ、なんでがんばったのに、がんばったのにと泣いた日が忘れられない。
冬は寒くて寒くて死にそうだったこともよく覚えている。呼吸をするのも精一杯で、ウォーキングしながらなんで私は息してるんだろうとポロポロ泣いていたのが毎日だった。恋人もそんな私に呆れて別れてしまった。何もいいことなんてなかったのに“痩せていたい”ということにしか頭になくずっとそこに囚われながら過ごした1年だった。
高校2年の春
環境が変わりストレスで今度は今まで一切食べてこなかった甘いものを食べるようになった。
最初は少し甘いもの取るのっていいな〜くらいに思っていたのだが、日を重ねるにつれその量はどんどんどんどん増えていった。
気付けば吐くまで食べていた
美味しいと感じることなどなく一定ラインまでくると吐かなきゃという思いから食べて飲んでを繰り返した
指を突っ込んだり腹筋を使ったり……
結局少ししか吐けず私の身体は吸収していくばっかりだった。
非嘔吐と過食嘔吐はどっちも辛い、
決してどっちの方がいいというものはないということを覚えていてほしい。
そして私の体重はみるみる増えた、直視できないほど。毎日泣いて毎日パンパンになるまで食べた。そしてトイレに駆け込み指を突っ込んで嗚咽しながら泣く日々だ。出ないくせに。
周りからのなんか太った?の声に愛想笑いをして泣くのを堪えていた日もあった。
そんな私は自分を変えたかった、
高校三年生になり、摂食障害を治したく志望校を栄養系の学校に設定した。
見事合格し、今通っている。
しかし、摂食持ちは人とご飯を食べることがものすごく苦痛であり、そのくせ実習で誰かとご飯を食べることが格段に増えそのストレスでまた体に支障をきたしている。
体を治したくて入ったはずがトラウマやフラッシュバックによってまた苦しめられているのだ、
正直、だから、いまものすごく辛い
学校に通うのも精一杯だ
加えて、鬱病や対人恐怖軽度のパニックなどまじでもう手の施しようがない人間なのだ…………(ごめんね)不幸自慢に捉えられたらそれはしょうがないかもしれないが、こんなの、何のステータスでもない。ただ私は本当にダメな人間なのだ。
人生のどん底期は高一~高二にかけて、
そしてまた今その波が再来しているような感覚
けどその時と違うのが、そばにBTSという素晴らしい音楽がありそこで繋がった大切で大好きな人たちがいるということ。
美化するつもりは全くないけど私はそこに救われている。
バンタンが頑張ってるから頑張ろうなんて、実際口だけで思えてなんかいない。
けどそんなもんでいいんだと思う、
だって私は私の人生だし
ただその傍に寄り添って時々こちらに手を伸ばしてくれるのがバンタンと素敵なarmyたちなんだろうな。
私はまだ心から美味しいと思ってご飯を食べられない。人とご飯をたべるのはいつだって最大限に緊張する。落ち着いてきてはいるものの過食もたまにしてしまう。体重もピークよりは落ち着いているもののやっぱり鏡とにらめっこはやめられない。
けど治すために向き合っているのだから、それでいいのだと思う、
過呼吸になってもいいし吐いてもいいから私は私と向き合うことをやめたくないな。逃げるのも大切だし生きてるだけで偉いけど私はもう少しだけ自分と戦ってみたい。
それで無理になって死んでしまったらそれはそれなんだと思う。
まあ、死なないけど。頑張るわよ
約5年間、家族にも友達にもSNSにもなーにも書かなかった。初めて自分のためにこうして文を書いた。
でも最近1人だけ聴いてくれる人がいてその人に頼りながら今は過ごしている。いつもありがとうございます。変わってきているな、と感じる。
私は私のこのクソッタレな生き辛い日々をうまく咀嚼しながら、時には道端に吐き出しながら生きていこうと思う。
そして決して支えられる側でなく支える側として生きていきたいな。
ここまで読んでくれたあなたは今どんな気持ち?
あなたの悩みは何?
私の名前は0、あなたの名前もきかせてね。